先日転んだ76才の母が、「パーキンソン病かもしれない。」と言っています。
実は昨年にも同じような事は言ってたんです。
一度足元がおぼつかなくなったからと。
とある大きな病院に行って否定されたんですが、その時に精密検査をしてくれなかったとずっと不満を漏らしてました。
そして今回転んだのは、また足元がおぼつかなくなったからだそうで、「やっぱりちゃんと検査してくれなかったから、見逃されたんだ!」と騒ぎだしたんです。
それで今度は大学の附属病院まで行ったんですよ。
お医者さんの見立てでは、全く症状が当てはまらないし、検査の必要なんてないけど、どうしてもっていうなら検査してもいい、という事でした。
結局検査は諦めたけど、まだしつこく、「医者にはわからないだけで異常がある。」と言っています。
どっからどう見ても、ドクターショッピングする迷惑な高齢者ですよね。
さすがにもう新たに病院を探す事はないと思いますが・・。
ちなみに診てもらったお医者さんやリハビリの方から、「脊柱管狭窄症」、「膝の人工関節が不調」、「太りすぎ」という診断や意見をもらっています。
どれも歩行に影響しそうな内容ですが、不思議とあんまり気にしてないみたいなんです。
人工関節の再手術は絶対避けたいし、ダイエットもしたくないし、自分に都合の悪い話だからスルーしてるんだろうと思います。
私はこういう頑固で自分に都合のいい話しか聞かなくて、無駄に保険や税金を使うような高齢者にはならないようにしよう。
と思うけど、多分私も年をとったらこうなるんだろうなぁ。
私も三十路を過ぎてから、「寝ても寝てもクマが取れない!おかしい!」って悩んだり(老化です)、アラフォーになってから大学生が着るような服を買っちゃって、「なんで似合わないんだろう?色?」と悩んだり(ババアだからです)しましたから。
残念ながら私たち親子は、我が身を冷静に見る客観性に欠けてるんでしょう。
まあ私が年を取る頃には、余程のお金持ちじゃなきゃ、ドクターショッピングなんて出来なくなってそうですけどね。