一家四人で、防災館の親子防災体験をやってきました。
内容としてはこの4つで、全部で1時間40分ほどでした。
- 消火
- 煙
- 地震
- 防災動画視聴
私自身も子どもの頃にやったはずなんですけど、細かい事は忘れてしまいました。
今回大人になって改めて受けてみて、なるほど!と思った事を書きたいと思います。
あ、ちなみに防災動画は子ども向けのものなので、東日本、阪神、関東の3つの大震災があったんだよというフィルムでしたので、感想は割愛します。
1.消火
消火体験は消火器の使い方を学ぶコーナーです。
消火器自体はすごく簡単に使えるもので、かれこれ30年前に体験した時と使い方も変わってませんでした。
安全ピンを抜いて、ホースを持って、噴射するだけ。
ただし!
- 消火器がどこにあるかわかってないとすぐに使えない。
- 一本の消火器が噴射できるのは、小さい物で10秒くらい、大きい物でも1分未満。火が出た場合には、出来れば何本か持ち寄った方がよい。
職場の消火器どこにあったっけ?と思い出そうとしたけど、全然思い出せませんでした。
非常口のあたりだった気がする・・なんて後日確認したら、非常口ではなく各部屋の入り口とエレベータホールにありました。
覚えておこう。
あとうちには小さい消火器1本しかないんだけど、2本くらいは置いといてもいいかも。
10秒じゃあパニクって変な方向に噴射したらすぐ終わっちゃいそう。
それから消化を諦めるタイミングも教えてもらいました。
- 自分が怖くて逃げたいと思った時
- 火の高さが天井に達してる時
私は気が小さいのですぐ逃げ出すと思うのですが、もし消火しようとしてる人がいたとして、火が天井まで達してたら逃げるよう促した方がいいようです。
多分そのタイミングで避難しないと逃げ遅れちゃうのかな。
天井が燃えちゃったら逃げるの難しそうですもんね。
2.煙
これすっごく怖かった記憶があったんです。
暗くて煙い部屋から誘導灯に従って脱出するんですけど、ダミーのドアもあり、そこに入っちゃうと行き止まりになってたりします。
しかし、今回は長男がどうしても怖いというので、明かりをつけたまま体験させてもらいました。
うーん明かりがついてると楽勝だな。
次回はぜひ暗い中で体験してもらいたいわ。
煙体験で重要だと思ったのはこれ。
- 普段から足元に物を置いてはいけない
体験する部屋って物が全然置いてないんですけど、この状態(煙が出てて、体勢を低く保って口を覆いつつ、子供も連れてかないといけない)で床に障害物があったら?と考えたら、明るくても速やかに避難するのは難しいと思いました。
3.地震
揺れてる間は頭を覆って体を小さく丸めて身を守るのですが、ガイドの方が「ダンゴムシのポーズ」と言うと子どもたちは即座にこの体勢を取っていました。
保育園で避難訓練の時に習っているそうです。ありがたいねぇ。
震度6弱は、うずくまってれば体勢が崩れるほどではありませんした。
が、震度7だった夫は、ちょっと体が飛んでました。
震度7だと大人でも這ってでも動くのは難しそうだし、子どもを連れてって考えたら完全に無理そう。
家の中のどこでも家具が倒れてきたりしないように工夫しないといけなさそうです。
地震に関して大事なのはこれかな。
- 全部の家具をきちんと固定する
- 家具の上に物を置かない(特に重い物、割れる物)
物を減らそう
消火、煙、地震のどれにも共通して言えるのは、ともかく部屋の中を綺麗にしとくのが大事なんですね。
ごちゃごちゃしてると火が回りやすいし、避難もしずらくなるので、少なくとも床にはなにもないのが理想。
地震対策としては家具は固定して、揺れた時に落っこちそうな物は置かない。
我が家のように開けた段ボールが数日置きっぱなしとか、子どものおもちゃが常に散乱してるとか、寝室からドアまでの廊下に固定されてない本棚がみっちり置いてあるなんてのは論外だわ・・。
首都直下型地震はいつ起きてもおかしくないそうなので、家具の固定は早急にやろうと思います。