久しぶりにAmazonPrimeで映画を見ました。
監督 ウディ・アレン
脚本 ウディ・アレン
公開 2011年
明るくて・軽くて・ハッピーエンド
子どもを寝かしつけた夜中に、たまには映画でも、と見てみたんです。
さくっと見て、さわやかな気分で寝られるような映画が良いなー。
と思って見たら、大当たり!
1920年代のパリに憧れるアメリカ人が、1920年代のパリにタイムスリップして、著名なアーティストや魅力的な女性と出会って・・という話です。
まあとにかく小洒落てますわ。
パリの町並みは過去も現在も美しいし、1920年代のパリの場面は、衣装、音楽、背景、小物に至るまで素晴らしいです。
特にマリオン・コティヤール演じるアドリアナが素敵でした。
ストーリーも良かった。
主人公は自分に自信が無く、懐古主義で過去のパリを称えてばかりの男です。
気が強くてお金持ちで金髪美人の婚約者がいるけど、致命的に価値観が合いません。
将来設計もやりたい仕事も否定されて、浮気もされてるし(気づいてないけど)、合うのはインド料理が好きって事くらい。
それなのに精神安定剤を飲みながら、”結婚すれば幸せになれるはず”と自分に言いきかせてるんです。
でも過去にタイムスリップして、いろいろな経験をし、「ままならないのが現実だ。夢だけ見ててもしょうがない。」と腹をくくります。
ついでに婚約者の浮気にも気づく。
それで婚約者とも別れて、生きたいように生きるって決めるんです。
最後には現代のパリで、いかにもパリジェンヌな女の子といい感じなって終幕。
主人公があっさり過去になじみすぎ
どうやって戻ってきてるんだ
過去にタイムスリップしてお金はどうしてるのか
というような面倒な説明はばっさり省いて、素敵なパリ、ロマンス、続々と出てくる過去のアーティストを楽しむ映画でした。
あーパリに行ってみたくなったわぁ。