働くくろぺんぎんの日記

フルタイム派遣で働くワーキングマザーの日記

ミッドナイト・イン・パリ

久しぶりにAmazonPrimeで映画を見ました。

ja.wikipedia.org

監督 ウディ・アレン

脚本 ウディ・アレン

公開 2011年


明るくて・軽くて・ハッピーエンド

子どもを寝かしつけた夜中に、たまには映画でも、と見てみたんです。

さくっと見て、さわやかな気分で寝られるような映画が良いなー。

と思って見たら、大当たり!

1920年代のパリに憧れるアメリカ人が、1920年代のパリにタイムスリップして、著名なアーティストや魅力的な女性と出会って・・という話です。


まあとにかく小洒落てますわ。

パリの町並みは過去も現在も美しいし、1920年代のパリの場面は、衣装、音楽、背景、小物に至るまで素晴らしいです。

特にマリオン・コティヤール演じるアドリアナが素敵でした。

f:id:workingkuropenguin:20190920140648j:plain

このドレス姿が一番好き。

f:id:workingkuropenguin:20190920140714j:plain

いつでも叶姉妹の”何もはいらないバッグ”みたいなバッグを持ってるアドリアナ。


ストーリーも良かった。

主人公は自分に自信が無く、懐古主義で過去のパリを称えてばかりの男です。

気が強くてお金持ちで金髪美人の婚約者がいるけど、致命的に価値観が合いません。

将来設計もやりたい仕事も否定されて、浮気もされてるし(気づいてないけど)、合うのはインド料理が好きって事くらい。

それなのに精神安定剤を飲みながら、”結婚すれば幸せになれるはず”と自分に言いきかせてるんです。


でも過去にタイムスリップして、いろいろな経験をし、「ままならないのが現実だ。夢だけ見ててもしょうがない。」と腹をくくります。

ついでに婚約者の浮気にも気づく。

それで婚約者とも別れて、生きたいように生きるって決めるんです。

最後には現代のパリで、いかにもパリジェンヌな女の子といい感じなって終幕。


主人公があっさり過去になじみすぎ

どうやって戻ってきてるんだ

過去にタイムスリップしてお金はどうしてるのか


というような面倒な説明はばっさり省いて、素敵なパリ、ロマンス、続々と出てくる過去のアーティストを楽しむ映画でした。

 

あーパリに行ってみたくなったわぁ。