この間友人と会いましたら、最近上司が不機嫌で当たり散らすので大変だと愚痴っていました。
いますよね、職場で不機嫌丸出しにする人。
私の職場にもそういう人がいて、仮にHさんとします。
機嫌が悪いとまあひどくて。
みんながいるところで「なんでこんな事もできないの」「本当にレベル低いよね」などと大声で言ったり、重箱の隅をつつくような指摘をしてネチネチしつこく嫌味を言ったり、私の感覚で言えばパワハラ野郎です。
本人に自覚はないみたいですけど。
そんなHさんが、若い頃の上司がいかにひどいパワハラだったかって話をしてた事があります。
アナタがパワハラについて語ります?って思ったけど、そのパワハラ上司の事は私もちょっと知っていて、確かにひどかった。
本当にひどかったけど、それでも私が知ってる頃はだいぶ丸くなっていたそうです。
かつてはそのパワハラ上司のパワハラがもっとひどく、部署全体でもパワハラが横行していて、超体育会系部署として社内でも有名だったそう。
Hさんが昔の上司の話をしてるのを聞くと、Hさん自身はパワハラはダメだ、自分はああはならないってちゃんと思ってるみたいです。
なのになんでこうなんだろって思うけど、新入社員の頃から20年近くあんまりにもひどい環境だったから、基準がおかしくなっちゃってるのかな。
Hさんに限らずHさんと同年代の人たちって、Hさんくらいはパワハラのうちには入らないって思ってそうなんですよね。
もうあの世代の人たちの価値観が大きく変わるような事はないだろうから、パワハラがなくなるのはHさんの一世代二世代下の人たちが上層部になった時かしら。