子ども達にカルピスウォーターを買ったら、パッケージが夏季限定の物になっていました。
↓このプロジェクトの一環らしく、高校生の放課後をイメージしたデザインです。
先日となりのトトロを見て泣きそうになった私ですが、このパッケージには全く心が動きません。
綺麗だとは思うけど、こういうキラキラした青春とは無縁な人生だったからなぁ・・。
中学ではいじめられっ子、高校の頃は不登校に近くて、ギリギリ卒業できたんですけど、友達もいない、彼氏もいない、勉強も運動もできなくて、図書館や古本屋でひたすら時間をつぶす日々でした。
明るい青春時代を送った人は、こういうのを見て戻りたーいって思うのかしら。
職場には同年代の女性がボチボチいて、時々昔流行ったファッションとか、場所とかの話が出る事があります。
私は1980年生まれなので、高校生の頃はアムラーとかコギャル全盛期でした。
○○はみんな着てたよねとか、眉毛めちゃくちゃ細かったとか、用もないのに渋谷に行ってた、とか。
私もわかるわかるって顔して聞いてるけど、本当は流行りの服なんて着た事なかったし、化粧をしたのも渋谷に初めて行ったのも大人になってから。
15年くらい前はこういう時、ものすごく居心地が悪かったんです。
自分がそういう世界の住人じゃなかった事を隠し通したかったし、出来る事なら大人の頭で中高生に戻って、リベンジしたいって気持ちでした。
さすがに今はそういう気持ちもなくなって、場の空気を壊さないよう適当に話を合わせてるけど、聞かれたら隠さず不登校気味のオタクだったって答えると思います。
今戻れるとしたら、本当に小さい頃か20代に戻りたいな。
人生をやり直したい訳じゃない。
だけど、なんの責任も感じず、ただただ楽しかった時に戻りたいです。