先日、同じく二人の幼児がいるワーママの友人とZOOM飲みしました。
私たちは自分たちも共働き夫婦ですが、親も共働きです。
専業主婦のお母さんがいる家庭というものを体験した事がありません。
にも関わらずというべきか、だからこそというべきか、専業主婦のママに憧れがあります。
なんで専業主婦に憧れるかって?
きめ細かな家事育児をしたい。
これにつきます。
しかし一方で、私と友人は、「私たちは専業主婦になれないね。」という事で意見が一致しています。
なぜか。
ある程度の経済的な自立なしに、精神的な自立ができるタイプじゃないし、家事育児は女の役目という価値観ががっつりあるからです。
夫「俺は仕事してる。養ってやってる。」
私「その通りですご主人様!家事も育児もお任せ下さい!」
というのは大げさだけど、まあこんな感じの関係性になるでしょう。
そして不満を溜めて溜めて溜めて・・というのが容易に想像できます。
だって産休育休中、ちょっとそんな雰囲気でしたもん。
無収入じゃなくてもそうなんだから、仕事を完全に辞めたらね・・。
世の中には、というか共通の友人にも、専業主婦でもしっかり対等な夫婦関係を築いてる人はいるんだけど、どうしたらああいう風になれるのかなぁ。
いや、仕事という物に重きを置きすぎなんだという自覚はあるんです。
だけど、出産というビッグイベントを以てしても根底からは覆らなかった価値観ですから、どうにか出来る気がしません。
まあ出産前は「仕事してる人が一番優先されるべき。」くらいの考えだったのが、「仕事してるからってなんだ。色んな価値観や立場があって、優劣はない。」という風に思えるようになったので、だいぶましになったとは思うんですけどね。
なので、よほどの事情が無い限り、私たちが専業主婦になる事はないだろうと思います。
かと言って高収入のバリキャリになる事も今更ないでしょう。
今幸せか幸せじゃないかと聞かれたら、かなり幸せなんですけども、どうにも思ってたのとは違う人生になったなという感じがあるのです。
家事も育児もしっかりこなしてニコニコ笑顔の専業主婦のママか、高収入のキャリアウーマンになりたかったな~。