働くくろぺんぎんの日記

フルタイム派遣で働くワーキングマザーの日記

図書館でノスタルジアにひたる

私は本が好きで、といっても最近はほとんど読まないのですが、10代の頃はそこそこ本を読んでいました。

特に高校生の頃は一時期不登校みたいになっていて、図書室、図書館、古本屋が私の居場所で、1日7~8時間入り浸ってる事もあったんです。

彼氏どころか友達もいない、勉強もできない、運動もできない、学生だから当然お金もない。

ないない尽くしの生活の中で、本と漫画が現実逃避の手段でした。

スマホはおろか、ネットもまだそんなに普及してなかった頃です。

 

まあそんな暗い思い出話はさておき、一昨年からまた図書館に通い始めました。

仕事の帰りや休みの日はなかなか図書館に行く余裕がないのですが、職場の近くに図書館があり、昼休みに行ける事に気づいたからです。

近くとは言えあんまり時間をかけられないので、基本はネットで予約して、窓口で返却&受取するだけ。

 

しかし先日、久しぶりにちょっと館内を歩いてみました。

いやー・・懐かしい。

不登校気味だったころは時間を持て余しまくってたので、好きな作家の著書なんかはあっという間に読み切ってしまいました。

それで図書館内をこうやってふらふらと歩いて、面白そうな本はないかと捜し歩いていたものです。

あの頃は手当たり次第に読んでたなぁ。

タイトルが気になった、装丁が素敵、なんとなく手に取ってみたから、とか、そんな理由で本を読んでました。

今だったら絶対に読まないような類の本も読んだし、そうやって読んだ本の内容が印象深くて、いまだに覚えていたりします。

 

最近はまずどんな本を読みたいかを考え、ネットで目的に合致する本を探し、口コミを調べてからじゃないと読まない。

これはこれで効率的だけど、予想外の出会いはありません。予定調和。

いつかまた時間が出来たら、”ア行の本を端っこから読んでみよう”とかやってみようかしら。

思いがけずに面白い本と出会うかもしれない。